- インフルエンザワクチンについて
- インフルエンザにかかった場合の対応
- インフルエンザの潜伏期間
- インフルエンザ検査を受けるタイミング
- インフルエンザの流行時期
- インフルエンザの感染経路
- インフルエンザの予防方法
インフルエンザワクチンについて

手洗い、うがいを含め、インフルエンザを予防する対策は様々ですが、その中でも最も有効とされているのがインフルエンザワクチンの接種です。
インフルエンザワクチンを接種すると、体の中で軽い免疫反応が起こり、インフルエンザウイルスに対抗する抗体がつくられます。この抗体が備わることで、実際にウイルスに感染した際には素早く働き、感染そのものを防ぐだけでなく、発症した場合でも重症化を抑える効果が期待できます。
1回の接種をより効果的にするには接種時期が大切です。日本ではインフルエンザは毎年12月~翌3月頃に流行します。そして同ワクチン1回による持続期間は約5か月、接種後に効力を発揮するのが約2週間後といったことからスケジュールを逆算していくと、遅くとも11月中旬ごろまでに接種しておく必要が有ります。
当院での予防接種について
当院では毎年9月末よりインフルエンザ予防接種を開始しています。
| インフルエンザワクチン接種 | 4,000円 |
|---|
ワクチン接種は、WEB予約をご利用ください。
予約なしでの接種も可能ですが、当日の混雑状況によってはお待ちいただく場合がございます。
※中学生以下のお子さまや65歳以上の方は公費助成があり、自己負担額は1,500円となります。
インフルエンザにかかった場合の対応

インフルエンザに感染した際の隔離期間は法律で明確に定められてはいませんが、一般的に発症前日から発症後3〜7日間はウイルスを排出するといわれています。そのため、発症からおよそ1週間は外出を控え、ご自身や周囲の方への感染拡大を防ぐことが大切です。
やむを得ず通院や買い物などで外出する場合は、不織布マスクを正しく着用する、咳やくしゃみが出るときは口や鼻を押さえるといった基本的な感染対策を徹底しましょう。
インフルエンザの潜伏期間
インフルエンザウイルスに感染してから症状が現れるまでの期間は、一般的に1~3日程度とされています。ただし、年齢や体調、体質によっては潜伏期間が延びることもあります。特に高齢者や乳幼児は免疫力が弱いため、症状の出現が遅れる場合があります。また、持病がある方でも潜伏期間が長くなることがあります。感染者との接触があった場合は、症状がなくても注意深く経過を観察することが重要です。
インフルエンザ検査を受けるタイミング
症状が軽い場合(倦怠感や関節の痛みのみなど)
発症後24時間以上経過してから検査を受けると、ウイルス量が増えるため検査の精度が高まります。症状が軽い初期段階では、検査の感度は約39%程度ですが、時間が経つことでおおよそ2~3割向上します。
インフルエンザが疑われる症状がある場合(咽頭痛・発熱・咳など)
症状が強い場合は早めの受診が推奨されますが、インフルエンザの診断をより確実にしたい場合は12~24時間以上経過してから受信したほうが検査結果の信頼性は高いです。
インフルエンザの流行時期
インフルエンザは例年12月から3月頃に流行し、特に1月から2月が感染のピークとなります。年によっては冬前から流行が始まることもあるため、早めの予防が大切です。予防接種の効果はおおよそ5か月間持続するとされているため、感染のピークに合わせて十分な防御ができるよう、10月中旬~11月下旬の接種が望ましいとされています。
インフルエンザの感染経路
飛沫感染
感染者の咳やくしゃみで飛び散った飛沫を吸い込むことで感染します。特に職場や学校、ショッピングモールなど、人が多く集まる場所ではリスクが高まるため、注意が必要です。
接触感染
咳やくしゃみの際に手で口や鼻を覆うと、手にウイルスが付着します。その手でドアノブやつり革、スイッチなどを触ると、ウイルスが広がります。さらに、他の人がそれらの場所を触った後、手で口や鼻を触ることで感染が起こります。
インフルエンザの予防方法
手洗いの徹底
帰宅時や食事前、調理の前後には、手を丁寧に洗いましょう。特に公共の場所で触れるドアノブや手すり、ボタン類はウイルスが付着しやすいため、アルコール消毒液や除菌ウェットティッシュを持ち歩くと便利です。
マスクの着用
マスクは、自分自身と周囲の人への感染防止に有効です。また、のどの乾燥を防ぎ、粘膜の保護機能を維持する効果もあります。
十分な栄養と休養
免疫力の低下は、インフルエンザの発症や重症化のリスクを高めます。栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス管理を意識しましょう。
免疫力をサポートする食事
肉や魚、卵などのたんぱく質は免疫細胞を作るうえでしっかりとる必要があります。また、ヨーグルトや納豆など発酵食品を取り入れることで腸内環境を整え、免疫力の維持に役立ちます。
室内環境の調整
湿度が低いと、のどの粘膜が乾燥して感染しやすくなります。加湿器で室内を50~60%程度に保ち、就寝時はマスクを使うのも効果的です。インフルエンザウイルスは温度と湿度の高い環境で生存しにくいため、室温は20~25℃に保つと安心です。
人混みを避ける
流行期には、特に妊娠中の方、高齢者、持病のある方は混雑した場所への外出を控えることが推奨されます。
予防接種の活用
インフルエンザはウイルス性肺炎や脳炎などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。ワクチン接種は発症予防だけでなく、重症化を防ぐ効果も期待できるため、接種をおすすめします。